今回は転職回数が多いことによるデメリットを紹介したいと思います。
日本では転職回数が多いとマイナスなイメージがまず思い浮かぶ風潮があります。
- 日本人の転職に対する考え方
日本では「終身雇用」という言葉があり、1社で定年まで長く働き続けると
待遇が良く評価されることが当たり前で賢明とされてきました。
しかし、海外では良い待遇の会社に転職することやキャリアアップの為に
転職するスタイルは一般的です。
アメリカでの1社あたりの勤続年数は4.2年との調査結果がでています。
日本でも最近は転職回数や勤続年数で評価するのではなく、個人の経歴や人柄を
重視する企業が増えてきています。
転職のメリット
・給料のアップ
ますは給料がアップする可能性があります。
自身の経験・スキルが新たな職場で高く評価されれば前職を上回る
年収額を提示されることが期待されます。
・職場での人間関係をリセットできる
前職での人間関係のトラブルや不満・不安をリセットでき、リスタート
できるという大きなメリットがあります。
1からの始まる職場ですが、1からだからこそ得られるメリットもあります。
その分、不安も生まれますが気持ちを切り替えてスタートできます。
・人脈と視野が広くなる
今までの人間関係では出会えなかった異なる経験を持った多くの同僚と
一緒に仕事をしていくことになります。
そうしていく中で、新しい知識や情報を得る機会が増えていきます。
その結果、自身の業務の質を向上していくこともできるし
今後のキャリアの方向性を見つめなおすきっかけにもなります。
転職のデメリット
・年収のダウン
年収が下がる可能性があります。
転職の目的の大半の方は年収アップが目的でしょう。
しかし、転職した後に年収が下がったという声も少なくありません。
転職後の職場では評価基準が前職と異なる場合がありますので
このような事態を防ぐためにも、転職活動中はしっかりとした
前調査と交渉が必要です。
・退職金のダウン
退職金は勤続年数によって変わる企業が多いので転職する勤続年数や
年齢でもらえる金額が少なくなる可能性があります。
転職する場合は事前に調査しておくことをお勧めします。
・本業に支障が出てしまう可能性がある
転職は履歴書作成や面接、試験など時間・労力・体力も必要になってきます。
仕事をしながらの活動は少なからず本業に支障が出てしまうものです。
本業と並行して行う場合は面接日程など効率良くこなさなければなりません。
心身に負担がかかってしまうため、覚悟を決めて挑みましょう！
転職を繰り返すと採用されにくくなる可能性が出てきます。
日本はまだまだ転職回数が多いことに対するイメージが海外に比べて
マイナスに取られることが多い国です。
- 忍耐力がない
- スキルが身に付いていない
- すぐに退職するのではないかと思われる
採用担当者に上記のような悪いイメージを与えてしまう可能性があります。
そう思われないようなコツもあります。
- 好印象な職務経歴書を作成する
- 最後の転職にしたいとアピールする
- 転職エージェントを活用する
転職は時間も体力も使うため、転職エージェントに頼るのが
効率的で迷いも減ると思います。
